蜂蜜とは何か?
蜂蜜は単なる生産物ではありません、それは「目的」なのです! たったスプーン1杯を作り出すためにミツバチがその命をかける目的なのです。私たちの多くにとって、蜂蜜とは美味しく甘いベタベタする物質で、朝食のバターを塗ったトーストに塗るものです。しかし実際は、それは完璧な自然を内包しているものなのです——花々、太陽、春の芳香と秋の果実。それはオリンピアの神々の、そしてこの世の楽園のアンブロシア(それを食べると不老不死になれる神の食べ物)なのです。
蜂蜜は大変複雑なもので、25種類以上の異なる糖類を含んでいます。それぞれが体の中で異なる働きをします。フラクトース、グルコース、レブロース、トレハロース、メレトーゼ、デクストレース、コジビオース、イソマルトース、ニジェロース、ジェニトビオース、ラミナリビオースなどです。これらの糖類の多くは花の蜜の中には存在せず、ミツバチによって作られます。ミツバチが花々から取り出した甘い蜜は、ハチの唾液と混ぜ合わされ、蜂の巣の房室に溜められます。ハチたちは房室の上方で羽をふるわせることによって、種類によっては90%も水分が蒸発して栄養価のある液体になるのを助けるのです。1キログラムの蜂蜜を作るのに、何千ものミツバチが飛ぶ距離は延べにしてなんと約2400万kmにのぼり、地球を600周する計算になります!
蜂蜜は主として糖分の混合物が大半を占めますが、蝋[ロウ]状の成分、脂肪、酵素、澱粉質、そしてビタミン類が少量ながら含まれます。
蜂蜜の品質はミツバチが訪れる植物の種類によります。タイム、ラベンダー、ローズマリー、ライム、そしてオレンジが高品質の蜂蜜を生み出します。 私たちのほとんどにとって、蜂蜜は美味しくて甘い、自然でシンプルな生産物です。しかし実際は、複雑な化学構造を持っているのです。これまでに82種類の元素が発見されましたが、その数は増え続けています。重要なことはそれらの要素が互いに相まって、健康にたいへん有益な独特の特徴を持つ、非常に貴重な自然食品を提供しているということです。
世界最高品質の蜂蜜=ギリシャ・ハニー
ギリシャは高い山と奥深い谷があり、海岸線は穏やかな気候に恵まれていますが、中心に行くほど冬と夏の気候の差が激しくなります。このバラエティーにとんだ土地には、ヨーロッパの70%に及ぶ植物やハーブの品種が育ち、多くのアジアやアフリカの品種も育ちます。さらに、ギリシャのみに育つ品種も数多くあります。このような環境の中でギリシャの養蜂家は自然な良質の蜂蜜を生産し、それらは世界に類似するものはありません。
その理由は、ギリシャの養蜂は他の国々と違い産業化されず、また、単一種のみの蜂蜜の生産をしていないからです。他国では特定の種類の蜂蜜を生産する事が目的の養蜂農場が存在します。つまり、ミツバチの巣箱は単一花の種類を植えたところへ置かれます。ハチには選択の余地がなく、利用可能なただ一つの種類の花を訪ねる以外ありません。これに対し、ギリシャでは蜂の巣箱は春にはオレンジの木やセージが茂るなだらかな山の斜面から、6月には高地の松林に登り、7月には再び下ってハーブの野、8月にはワイルドフラワー、9月には地中海の松の林へと移動させられます。
ギリシャの蜂蜜は人がわざと植えたものではなく、自然な環境の中で育っている植物や花から、ハチ自身が集めてきたものを使っているのです。ハチは人工の耕地に近づかないので、蜂蜜は殺虫剤や肥料残留物などが含まれていない純粋なものであることが保証されるのです。山地の岩山には水分がほんの少ししかなく、その結果蜂蜜中の水分は平均よりも少なくなります。純粋な蜂蜜においては最大で21%の水分が許容範囲ですが、ギリシャの蜂蜜は17%以下と低く、中には14%まで低いものもあります。これが蜂蜜の濃さや芳香性を高めることができるのです。
ギリシャの蜂蜜が
他国の蜂蜜より
優れている理由 |
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集中的な生産をしていない。 |
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ギリシャには自然が沢山残っている。 |
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殺虫剤や肥料を使っていない。 |
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自然が与えてくれたハーブや花からできる蜂蜜。 |
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ギリシャのもつ乾燥した気候のため、濃厚で芳香性が強い蜂蜜ができる。 |
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70種類にも及ぶギリシャ特有種に加え、非常にバラエティーに富んだ植物、ハーブ、花が育っている。 |
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国の保有する土地であればどこにでも巣箱を置くことができるので、養蜂家は自分達の足で山々を歩き、その時期咲く野花やハーブを利用して蜂蜜を収穫するのです。栽培された花やハーブから集めた蜜ではなく、自然がくれた本物の蜂蜜がギリシャでは作られているのです。
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