Greek Cheese ギリシャチーズ
ギリシャのチーズ

ギリシャの食卓に欠かせないチーズ。フランス人のチーズ好きはご存知でしょうが、ギリシャ人のチーズ消費量はフランス人と同じぐらいなんですよ!!
ギリシャ人であれば、パン、チーズ、オリーブ、できたらトマトまであれば、最高のランチだってことご存知でした?
フェタチーズ
どうして「フェタチーズ」はギリシャだけ?
- 「フェタチーズ」はギリシャで生まれ、ギリシャ人にとってかけがえのないチーズであり、毎日の食生活になくてはならないものです。
- ギリシャ人は平均10kgものフェタチーズを1年で消費します。フェタチーズのようにこれほどの量を消費されるチーズは、ギリシャの他にどこにもありません。
- EU加盟国において、「フェタチーズ」はギリシャの伝統的食品であるとともに、原産地呼称を認定しています。
- 「フェタチーズ」とは、ギリシャの限られた地域(スラキ、マセドニア、イピロス、セサリ、ギリシャ中央、ペロポネソス半島、レスボス)でのみ生育する羊のフレッシュなミルク、 またはフレッシュな山羊のミルクを30%まで使用し作ることができるチーズです。
- 熟成は最低60日間必要。
- 水分最大56%、固形分中脂肪分は最低43%必要であること。
- フェタチーズの生産は先に上げた地域でのみ作ることができる。
- 羊と山羊のフレッシュなミルク以外で作ることはできない。牛のミルク、濃縮ミルク、粉末ミルクから作ることもできない。
- 製造工程上、抗生物質、保存料、着色料など一切使用してはいけない。
その他のソフトチーズ
焼いて食べる溶けないチーズ:ハルミチーズ

焼いても不思議??? とろけない!!!
羊乳と牛乳で作られ、全体は白色で濃い緑色のミントの葉が香味として入っている。
弾力性に富み、シコシコとした歯ざわりが心地よい。味はやや塩味が効き、香ばしく、癖がなく食べやすい。ワインやビールのおつまみに、果物とのコンビは絶妙!!
熱しても溶けないので焼いても揚げてもおいしい。フライパンできつね色になるまで焼いて、アツアツをどうぞ!
調理方法
お焼きハルミ:5ミリ位にスライスしてフライパンかオーブントースターでふわっとふくらんでうっすらと焦げ目がつくまで焼いてアツアツを食べる
ハルミフライ:サイコロ状に切って、小麦粉・卵・パン粉をつけてオリーブオイルで揚げる
ハルミの肉巻き:鶏肉か豚肉とシソの葉で巻いてから衣をつけてフライにする
ハルミのきのこ焼き:ハルミチーズをみじん切りにして、椎茸やマッシュルームに詰めてオーブン等で焼く
ハルミのデザート:スイカやキウィと一緒に食べると、ハルミチーズの塩分がフルーツの甘味を引き立てます