パパヤナコス アシリティコ'18 (白)
ギリシャワイン格付け
♦P.D.O./O.P.A.P.(オパプ)
原産地呼称ワイン(V.Q.P.R.D.)
♦O.P.E.(オぺ)
原産地呼称ワイン(V.Q.P.R.D.)甘口ワイン
♦P.G.I./P.G.E.(ピージーイー)
地理的表示保護ワイン
♦トピコス・イノス
ヴァン・ド・ペイ(地ワイン)
NOSTIMIAは、
DOMAINE PAPAGIANNAKOSの
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商品詳細
青山敦子先生によるテイスティングコメント
Papaginnakos Assrtiko
〜アシリティコならではのミネラル感と塩味、且つ、熟した果実のフレーヴァーもしっかり楽しめるワイン〜
<産地の特徴>
アッティカは、ペロポネソス半島を除くと、ギリシャ本土南部に位置する中央ギリシャの南東端の広大な地域。首都アテネが置かれ、ギリシャのワイン産業の要であり、この数十年で目覚ましい成長を遂げている注目の産地です。気候は生育期間中に降雨がなく、非常に乾燥していて高温ですが、絶えず吹き付ける海風によって緩和されています。主要品種のサヴァティアノは近年、意欲的な生産者によって新たな魅力が引き出され、今までとは全く異なる熟成の可能性を秘めた洗練されたワインもが生み出されています。他に、アシリティコやマラグジア、ロディティスなどのギリシャ土着品種、そして国際品種など多様な品種が栽培されています。
<テイスティングコメント>
淡いレモン色。グレープフルーツ、イエロー・ピーチの豊かな果実のアロマにパン生地、塩味を帯びたミネラル感が折り重なったアロマ。 口に含むと、シトラス・フルーツのフレーヴァーと酵母由来のまろやかさが広がります。キビキビした酸味、ミネラル感がワインを引き締め、フレッシュな印象を与え、フィニッシュにはアシリティコならではの塩味をしっかり感じることができます。
<このワインとのペアリング>
タコのカルパッチョにレモンをたっぷり絞って。
ぼんじりの塩焼。アシリティコの酸味がぼんじりの油をきってくれます。
青山敦子先生
アカデミー・デュ・ヴァン・ワインスクール
【WSET資格取得コース主任講師】
WSET®Level 4 Diploma/WSET®Certified Educator
2018年 Wines of Greece World of Greek Wine Program 最優秀賞
詳しくはこちら
Papagiannakos Assyrtiko (White)
生産者:ドメイン パパヤナコス
原産国:ギリシャ
地方名:アティキ
品質分類:P.G.I. アティキ
品種:アシリティコ 100%
年間生産量:20,000本
平均収量:6,000kg/ha
標高:100m
樹齢:60年
土壌:石灰質
醸造:発酵:ステンレスタンク
味のタイプ:ドライ
内容量:750ml
アルコール度:12.5%
適温:8-10℃
ヴィンテージ:2018年
おすすめ料理:魚、白身の肉料理、サラダ
マークはギリシャの固有品種です。
各ワイン1本から包装サービスを有償で承っております。
別途ご注文ください→ギフトラッピングについて
ギリシャ固有品種

アシリティコ種
アシリティコは暑くて乾燥した苛酷な気候条件で成長することかできる珍しい白ぶどう品種の一つであり、同時に高いアルコール度をもち、その鮮明な酸度と素晴らしいバランスを保っています。
アシリティコはサントリーニ島が原産で、ミネラルが豊富で高い酸をもち非常に濃縮されたワインを作ります。
ギリシャ中央で作られるアシリティコはクリスピーさとミネラル感は保ちながら、より高いレベルのフルーツのアロマをもち、ゆるやかな濃縮度になります。
Asyrtiko(アシリティコ)の由来
サントリーニ島のぶどう品種を表す言葉は、古代ギリシャ語の動詞Ασύρω(asyro/アシロ)に由来し、“収縮”を意味するだけでなく、“長引かせる”などの意味も持ちます。
サントリーニ島ではその昔、アシリ種が一番に収穫された品種で、アシリティコは主に島の有名なデザートワイン、ヴィンサントに使われ、過熟され、収穫後は天日干しされていました。
こうして現在のAsyrtiko(アシリティコ)は、Ασυρω-τικο* Asyro-tiko(アシロティコ)→Ασυρι-τικο*(Asyri-tiko(アシリティコ)→Ασυρτικο(Asyrtiko/アシリティコ)と書かれるようになったようです。
ワイナリーアッティキ

1919年にアッティキ県マルコプロに設立。
ヴァシリス・パパナヤコス氏はギリシャワイン界再開発のリーダーでもあり、彼と彼の妻のアントニアさんは2003年に科学技術的に進歩したワイナリーの建設を着工し、2007年にギリシャ初の『バイオクライマティックワイナリー』を建築しました。自然光と換気を使って室内温度を管理し、夏には涼しく、冬には暖かくすることによって、25%のエネルギー使用を削減しています。この省エネワイナリーはギリシャ初で、建築の面でも賞を獲得しました。
情熱に深い知識、経験、ハイテク技術を加味して、一族のワイン醸造の伝統を今に受け継ぎ、手入れの行き届いたブドウ畑では、サヴァティアノ、マラグジア、アシリティコなどの土着品種を栽培しています。
「私の父は1950年代60年代にフランスの機材を使って、科学技術を改善することに勤めました。祖父の代から私の代まで家業としてワイナリーを運営し、この地の主な品種のサヴァティアノを耕作しています。石炭石の土、暖冬、暑く乾燥した夏が特徴的な土地です。一年で最低でも320日間晴天、5月の中旬から10月まで雨が降らず、湿度が低い。土地が海に近いのは我々にとってとても幸運なことです。アッティカの東海岸に囲まれ、エーゲ海からの潮風が昼から日没まで強く吹きます。この風がブドウを冷やします。この環境はサヴァティアノにとても適しており、95-97%のブドウは水を注がれていません。何千年もの間この土地で育てられている品種のため、きちんと土地に確率されており根はだいたい20〜30メートルほどしっかりと針巡られており、生産量が少ないです。」
我々は夏に2回、ブドウにかかるハイドロストレスを減らすために水を与えます。我々は硫黄のスプレーを5月にし、他の時期にはスプレーする必要はありません。なぜなら、この地域の暑く乾燥している気候のおかげで病気がないからです。うどん粉病にかかったのも過去48年間に1回だけです。
我々の葡萄畑は全て手作業で維持されています。常に10名ほどが畑で働いていますが、収穫の時期にはそれが50名にも増えます。それが8月の上旬から9月20日までの2ヶ月間続きます。私が15年前に植えたマラグジアが毎年一番最初に熟します。そして、アシリティコ、赤(メルロー, カベルネ・ソーヴィニヨンとアギヨルギティコ)、9月上旬に私達の主たる品種サヴァティアノの順で熟していきます。
その他のパパヤナコスワイン
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サヴァティアノ ヴァレリ'15 (白)
3,300円(税込)
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パパヤナコス サヴァティアノ オールド ヴァインズ'19 (白)
2,310円(税込)
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パパヤナコス グラナトス '17(ロゼ)
2,970円(税込)
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パパヤナコス エリスロス '16 (赤)
2,090円(税込)